パネリストプロフィール

〇穂村弘(ほむら・ひろし)
1962年、北海道生。1988年、歌誌「かばん」に入会。歌集に『シンジケート』(1990)、『ドライ ドライ アイス』(1992)、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』(2001)、ベスト版『ラインマーカーズ』(2003)。2008年には評論集『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞評論部門、2017年に『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞を受賞。

〇中津昌子(なかつ・まさこ)
1955年、京都府生。1987年に「かりん」に入会し、馬場あき子に師事。1991年に「風を残せり」で第6回短歌現代新人賞受賞。1994年に第1歌集『風を残せり』で第20回現代歌人集会賞受賞。歌集は他に『遊園』(1997)、『夏は終はつた』(2005)、『芝の雨』(2009)、『むかれなかった林檎のために』(2015)を刊行。

〇虫武一俊(むしたけ・かずとし)
1981年、福井県生。2008年よりラジオ番組や雑誌企画への短歌の投稿を始める。2012年、短歌研究社主催のうたう☆クラブ大賞を受賞。2016年、書肆侃侃房新鋭短歌シリーズより第1歌集『羽虫群』を刊行し、同年の第42回現代歌人集会賞を受賞した。

〇大森静佳(おおもり・しずか)
1989年、岡山県生。京都大学短歌会に入会。2010年に「硝子の駒」で第56回角川短歌賞受賞。2013年、第1歌集『てのひらを燃やす』で第39回現代歌人集会賞受賞。翌2014年、同歌集で第20回日本歌人クラブ新人賞、第58 回現代歌人協会賞を受賞。「塔」編集委員。